営業職なら知ってて当たり前?面接後のお礼について

転職ノウハウ

営業職への転職における面接後のお礼状の重要な意味

一般的な転職活動において、面接の後にお礼状を送ることは必須ではありません。実際、手書きであれメールであれ、お礼状を企業に送る人は少なく、だからといって、それがマイナス要素として働くことはありません。

営業職志望なら面接のお礼状は欠かせない

しかし、営業職の面接では、直後にお礼状を送ることをおすすめします。なぜなら、営業職では、面接でアピールしたこれまでの実績よりも、実際に応募者と接することで感じられた印象に重きを置かれることが多いからです。

担当者とどのようにコミュニケーションを取ったかということから、働くことになった際に、顧客とどのように関係性を築くことができるのかが窺えます。その意味では、面接が終わってすぐに担当者宛てにお礼状を送ることが、選考において若干のプラス要素として働く可能性があるのです。

手書きのお礼状の有利点

昨今の傾向として、ビジネスレターは手書きのものよりメールで済まされることが多くなっています。確かにこれは合理的で効率の良い方法ではありますが、だからこそ、手書きのお礼状が特別な意味を持ってくるとも言えます。

お礼状とは、その名の示す通り、忙しいなか自分一人のために時間を割いていただいたことに対する感謝を綴ります。もちろんすでに合否がはっきりと決まっている場合はほとんど期待できませんが、多数の候補者のスキルにあまり差がない場合、そうした気配りができることが評価を上げるポイントとなります。

コンパクトにまとめスピーディーに送る

では、具体的に何を書くかですが、営業としてアピールしたいのであれば、単に謝意を記すだけより、面接のなかで印象に残ったことや魅力として再認識したことを、独自の視点を交えて書きます。もちろん冗長になり過ぎてはかえって逆効果です。シンプルに、長くても10行程度に簡潔にまとめて、かつ、こちらの熱意が伝わるような書き方を心がけます。書式は、ビジネスレターのマナー通り、謝意と結びで始めと終わりをまとめるとよいでしょう。

また、重要なことですが、お礼状はスピードが命です。できれば、面接の当日中に投函しましょう。遅くとも翌日の午前中には投函してしまうことです。時間が過ぎてからではかえって迷惑がられるので注意してください。

面接におけるマナーやちょっとした気配りが、合否を分けることがあります。こうした自分一人ではなかなか気づきにくいことは、転職エージェントに登録することで、専門家からサポートを受けることも可能です。万全な状態で転職活動に臨むためにも、登録しておくことをおすすめします。

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