技術営業ってどんな仕事?

営業方法

エンジニアレベルの知識がある方には適した技術営業

エンジニア兼任の営業職

求人情報サイトを見ていますと、ときどき技術営業という職種を目にします。この職種はいったいなんだろう?と関心を示す方も少なくないでしょう。普段ではなかなか聞き慣れない職種ですが、実は高年収でちょっと気になる職種でもあります。

実際の営業活動としては、技術職のバックグラウンドや専門知識を活かして、直接クライアントへの営業アプローチを掛けるポジションになります。一般的にはセールスエンジニアとも呼ばれますが、技術職と営業職の両面を兼務して、メインとしてはIT業界や医療器具メーカー、計測機器メーカーといった専門性の高い製造業種で活躍しています。

顧客の技術者とパートナーシップをもつセールス

とは言いましても、活動スタイルは他の営業職と変わりません。自社製品を売り込むために、クライアントへ商談・提案・交渉をもって働きかける地道な努力が要求されます。ただし、テクニカルな知識や情報を利用する点が特徴です。この職についている営業マンは作業着にネクタイ姿が多く見られます。いかにも技術畑である事をアピールするスタイルです。

もちろん技術営業は技術的知識やスキルが最優先しますので、スタイルだけ格好つけても仕方ありませんが、これは気まじめなセールスマンスタイルではなく、もっと胸襟を開きあった話し合いをしようとする意志の表れでもあります。実質的にはシステムエンジニアや機械設計者として製造系部門で数年間の経験を積む必要があります。基本的に製造業界やIT業界といった分野で技術者経験が求められる職種ですので、転職希望の方でその経験があれば有効だと言えるでしょう。営業経験はむしろ入社してからでもカバーできるので、関心のある方は積極的にトライしてみましょう。

転職者にはハードルが高い

転職では求人数が少ないので、会社内の人事異動よりもハードルが高い事を理解しておきましょう。自社商品への技術的知識が低い分、採用のチャンスは限られてきます。そこで製造業系の派遣会社や転職エージェントにサポートを依頼する手段が有効です。それは多くの派遣会社や転職サイトでは、事前の技術教育を行うシステムがあるからです。

そこで教育を受けた後で面接をしますのでかなり有利になるでしょう。また非公開の条件の良い求人が集まるのも、それら専門サイトです。一般公開では得られない有力な求人に応募できるのも大きなメリットです。専門のコンサルタントによるアドバイスやサポートで、実際には難しい雇用条件交渉も可能になります。このシステムを利用して、好条件で転職する様におすすめします。

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