営業職の転職【自己PRの書き方】

転職ノウハウ

営業職への転職を成功させる自己PR文の書き方

企業の採用担当者は、数多くの履歴書や職務経歴書に目を通します。そのため、パッと見た時の第一印象が悪い書類は、真っ先に落選対象になってしまいます。いくら内容が良くても書き方の悪い文章では、そもそも読んでもらえないことすらあるのです。文字の大きさ、改行のタイミングなどを整えて、読みやすい書き方を第一に心がけましょう。

また、どんなに熱意を込めた自己PR文でも行き過ぎていてはその熱意は伝わりません。レポート用紙に何枚にも渡って書き連ねてもまず良い結果は期待できないので、適度に10~20行にまとめるように分量にも気を付けます。

企業が求める人材像に沿っていることが大切

自己PRとは、その名の通り自分がどんな人間なのかをPRすることです。だからといって、自分の思いだけを迸らせても、企業の求める人材像と合致していなければアピールにはなりません。

転職希望先の求める人材像を踏まえて、過去の経験や実績、スキルなどを具体的に盛り込んだ書き方を心がけます。ポイントは、それらの実績やスキルが、新しい仕事でどう生かせるかということをわかりやすく書くことです。

前職での実績の書き方

営業職であれば、前職での実績をもとに、採用担当者は自社で活躍できるかを判断します。しかし、「新規開拓には自信があります」とだけ書いても、それを裏付けるものがないと採用担当者には通じません。

どうして新規開拓に自信があるのか、過去の具体的なエピソードや数字が必要になります。たとえば、「前職では、月に200社の企業を訪問し、目標が月に10社の開拓であるところを平均20社と契約していた」といった感じで、自己PRに信憑性を持たせるとともに、できる営業マンとして印象付けるのはいい方法です。

エピソードを挿入して具体性を持たせる

もちろん、いつでも具体的な数字を書けばいいというものではありません。売上目標に達したことがない場合など、正直に書いたとしても悪い印象しか与えられません。数字の代わりに自分の長所を裏付けるエピソードを盛り込みましょう。未経験からの転職の場合、ポテンシャルを評価してもらうためにとにかく意欲を示さなければなりません。

かといって、「がんばります!」だけでは具体性に欠けるので、交渉力やコミュニケーション能力などを示すエピソードなど、営業職につなげられる例を探しましょう。

こうして完成させた自己PRは、応募前に第三者に見てもらって、客観的に判断してもらうことでより良いものへと練り上げることが大切です。転職エージェントのキャリアコンサルタントなど、たくさんの転職者を見てきた専門家の意見は貴重です。無料で登録できるところがほとんどですから、積極的に活用しましょう。

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