営業に向いているか適性をチェック

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営業職の向き不向きは3つの適性で確かめられる

人懐っこいこと

営業職に向いている適性として重要なのは、人見知りでないことです。馴れ馴れしいのも問題ですが、人懐っこいことは重要です。

文系の学部を卒業した人には、人見知りをして、初対面の人と打ち解けられない人もいますが、こういう場合にはそういった性格の改善を図るようにした方がいいでしょう。ただ、寡黙で真面目な印象も好感をもたれることがありますので、単におしゃべりの方がいいとか、気さくな感じを与えればいいというわけでもありません。

トヨタ自動車販売で長年セールスがナンバーワンだった人は、特におしゃべりというわけでも、気さくな感じの人ではなく、むしろぼそぼそとしゃべるような人でしたが、とはいえ人物としての魅力が充分にあり、初対面の人でも心を開かせる独特の雰囲気を持っていました。営業は人脈がすべてと言っても過言ではない仕事です。人との付き合いや交流が重要ですので、人見知りでは交流のチャンスはなかなか得にくいでしょう。

謙虚さを持っている

また、謙虚さも適性として必要でしょう。自分の仕事や売っている製品や商品、提供しているサービスへの自信があるのはいいことですが、それがプライドの高さとなって表れないように注意しましょう。この職種ではプライドよりもセールスが重要で、ときにはプライドを捨てて注文を取ってくる必要のあるときがあります。

多くのセールスマンの人が言うことに「謝るのも仕事のうち」というのがあります。謝るだけならタダ、という割り切った考えができるかどうかも重要でしょう。人に謝罪するのに大きなストレスを感じるようなプライドの高い人や、職人気質の人には営業職は難しいかもしれません。

モノづくりへの愛情や熱情などは必要でしょう。売っているモノやサービスへの自信があってこそ、プライドを捨てて自社の製品を売ることができるとも言えます。

ときには残業をいとわない

この仕事は残業の多い傾向があります。帰社しようとした途端に客先からクレームが入ることもあります。残業が多い分、基本給は高めに設定してありますし、出世のスピードも他の職種に比較して段違いに早いものがあります。

しかし、こういったことをメリットとして考えられない人には不向きと言えるかもしれません。ときには休日出勤も必要ですし、休日も接待や現場の立会などが入ることがあります。

客先には「いつ連絡しても必ずこいつはいるな」と思わせるくらいがちょうどいいでしょう。転職は転職エージェントなどに相談しながら、自分の適性を見極めつつ行いましょう。営業職への転職に向いているエージェントは数多くあります。

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