どちらにもメリットがあるので転職前に確認しよう
営業職として働くことになると、給与形態が固定給なのか歩合給なのかという点も考慮しなければなりません。会社によって当然給与形態は変化するのですが、月々もらえる金額が大きく変わることもあるので転職前からしっかりとリサーチしておくことが必要になります。
サラリーマンの方であれば固定給であることが一般的ですが、営業職の場合には歩合給が着くことも非常に多いため、それぞれのメリットとデメリットを知っておくと役立つでしょう。
固定給のメリット・デメリット
固定給の魅力は何といっても安定しているということでしょう。毎月もらえる給与の金額が分かっているので、安心して働くことができます。さらに収入がいくらかが分かっているので、支出の計算もしやすくなります。ローンを組むといった大きな決定もすることができるでしょう。
その一方でどれだけ実績を上げても給与に反映されないため、働いたという実感が持てないのがデメリットとして挙げられます。営業職の中でも自分はかなりやり手で実績を上げることができると思っている方になると、やや物足りなさを感じることがあるかもしれません。
歩合給のメリット・デメリット
歩合給のメリットは、成果を挙げた分だけ給与に反映されるということです。大口の契約を取った月や、ノルマを達成した月には多くの収入を得ることができます。成果に応じて給与が上がるので、やる気も出ますしやりがいを感じることも多いでしょう。
特にベンチャー企業などの営業職で成功すると、他社では考えられないほどの給与をもらうこともできます。ただし、その一方で安定性に欠けリスクが大きいというデメリットもあります。調子が悪い月や契約を取れなかった月はその影響がすぐに給与に反映されるからです。
固定給+歩合給制
今では固定給が決められていて、上げた実績に応じて給与が増えていくという給与形態が増えてきています。安心して仕事ができ、かつやる気も維持できるという大きなメリットがあります。ただし会社によってどのくらいの部分が固定給になるかは異なるので注意が必要です。
一般的に固定給が大きいと歩合給が少なくなるという傾向があるため、仕事に就く前にどのくらいの割合なのかを把握するようにしましょう。もし不安な場合には、転職サイトや転職エージェントでアドバイスをもらったり情報収集を行ったりすることができます。その道のプロに頼んで営業職として転職を成功させるようにしましょう。