営業職の基本は何と言っても新規開拓!
新規開拓とルート営業の違い
営業職には大きく分けて2つの種類があります。求人広告には良く新規開拓とルートセールスの文字を見るでしょう。これから営業職に転職を希望なさる方は、この2つの違いをしっかりと理解しておきましょう。まず新規開拓営業ですが、私たちが良く知っている方法に飛び込み・テレアポ・知人からの紹介・ダイレクトメールなどがあります。
これらは業種や地域など、実際の現場の条件に合わせて効率の良い方法が利用されます。一方ルート営業とは、既存の顧客に合わせて売り上げを向上させる営業法です。こちらでは取引先との良好な関係をキープするために、必要とされているニーズを抑え、さらに発展して当方の利益を育むパートナーシップが望まれます。この様に両者は全く様相の違う販売方法になっています。
一般的に苦手とされる新規開拓営業
一見効率が悪いと思われがちな新規開拓ですが、実はきちんと準備をする事で、有効な経験や実績を上げる事が可能です。特に飛び込みを得意とする熟練のセールスマンには、見込み客の獲得方法や折れない心を得るノウハウ、営業力・営業スキルのアップが身についているものです。
それは歓迎されないステージで、脈絡もない商品を紹介するという難しい営業シーンが作る技とも言えます。相手にしてみれば、仕事中突然やってきて面倒な話しを始めるのですから、まともに説明を聞くはずもありません。そこを如何に自分のペースに持っていくか、これは相当なコミュニケーション力が要求されるでしょう。
飛び込み営業マンの資質
そこで新規開拓営業で気を付けるべき事は、毎日毎日同じことの繰り返しにならない事です。「ダメでもともと」とストレス回避のスタンスは必要ですが、毎回同じ内容を話していてはモチベーションが萎えてしまいます。ですから一日の目標設定をし、資料を整えて相手の反応をチェックし、失敗例・成功例のポイントを記録する事が大事です。至極当然の方法ですが、これに勝る努力はありません。これから新規開拓の営業職へ転職したいと考えている方は、モチベーションの維持について考えてみましょう。
開拓営業はいくらでも失敗が許されるトレーニングの場だという方もいます。またツライことが多い分、乗り越えた時にえる成長は大きなものがあります。そういった気持ちで臨むならば出てくる結果も違ってくるでしょう。そして自分が意欲をもって働ける職場を選ぶのも肝心です。転職エージェントなどのサイトを利用して、実践的なサポートをしてもらうと、好条件でスタートが切れるのでおすすめです。