中途採用で営業職への転職を目指す人へ
収入が能力制度へと移り変わっていること
営業としての仕事は、結果がすべてです。契約を取れたのか、受け持っている顧客での売り上げはどうなのかなど、目に見える数字という形で評価がされます。そのため、アメリカのように年俸制や能力給制度を採用する会社が多くなりました。
一見すると、安定性に欠けると思えるかもしれません。しかし、結果を出せればどんどん稼ぐことができ、結果を出せなければ厳しい状況になるからこそ、やりがいのある仕事として魅力的という評価もあります。
営業職というひとくくりで考えないこと
中途採用で営業職への転職を考えている人に気をつけてもらいたいのが、この仕事は色々な種類がある点です。どんな業種で仕事をするのかによって、その内容は大きく変わってきます。顧客のみを相手にしていれば良い場合もあれば、自社商品を扱っている売り場のサポートが必要な場合もあります。
営業という仕事がしたいという理由だけではなく、自分はどんな業界で仕事をしたいのかを考えてみてください。それだけで、今の自分には何が不足しているのか、それを埋めるためには何が必要なのかが見えてきます。
単純にやってみたいと思えることは、とても重要です。モチベーションが維持できなければ、どんな仕事でも長続きはしないからです。どういう業界でどんな仕事に携わりたいのかを自覚することで、自分のどんなところをどこへ売り込んでいけばいいのかも変わってくるのです。
中途採用での転職を成功させるためには
中途の人に求められるのは、すぐにでも仕事に取りかかれる能力です。いわゆる即戦力が求められている状況ですが、そのニーズに対して合致する人は、なかなかいません。しかし、できるだけそのニーズに自分を近づけることはできます。
また、中途採用の場合は、仮採用をして実際に働く姿を見てから本採用するところも多くあります。そのため、内定が出たからといって安心できるわけではありません。新卒採用とは、このようなところで違いがあることを知っておきましょう。
自分が希望する道へ進み、成功するためには、常に学ぼうとする姿勢が求められます。過去にどれだけの結果を出せていても、新しい環境へ適応できなければ、能力がないと見られてしまいます。そうならないためにも、営業への転職を考えているなら、転職の専門家へ相談してみてください。
転職サイトのエージェントへ相談することで、自分に不足しているところは浮き彫りになります。専門的な知識を持った第三者へ相談することは、自分一人で上手くいかずに困っている人にとって、とても心強いものなのです。