転職するなら上場企業の営業を目指そう
上場企業の就職状況は?
今よりも良い雇用条件を求めて転職をするなら、やはり安定性や給料ベースの高い一部上場企業へ入りたいと望む方は決して少なくないでしょう。アベノミクスや高齢化社会の影響で、実際に企業で働く若い社員の勧誘に活気が出てきました。そういった大手企業でも以前の様に新卒者を揃えられなくなっていて、大手企業への転職も準備如何では可能かもしれません。ただし、大手だからといって確実に安定職を得られるとは限りません。最近では電機メーカーの上場企業・シャープでさえも外国企業にM&Aされる時代です。他にも国産の優良メーカーで何千人規模のリストラを敢行したり、金融・保険会社・証券会社なども企業数自体が減少の傾向にあります。景気回復を見せつつある現在でも、ボーナスや給料カットがよく聞かれるでしょう。経営状態の良し悪しは外側から眺めているだけでは分からないものです。そういった意味でも、特に前もって企業について十分な下調べをしておく事に越した事はないでしょう。
上場企業に関するメリット・デメリット
そこで上場企業の営業職を捉えようと望んでいる方は、まず中途採用を積極的に行っている企業を見つける事から始めましょう。近年営業活動の拡大を行っている企業は、特に高齢者向けの商品やサービスを提供しているところに多いと言えます。そこでどのような商品・サービスを提供しているか?その営業方法はどうなっているか?自分の知識やスキルで対応できるか?などを自己吟味しながら探す必要があります。一般的に大手の商品・サービスは営業が楽だと考えがちですが、大量生産のためにノルマ達成が困難なケースが多々あります。既に知名度のある商品では、更なる営業拡大の苦労は大きいと言えるでしょう。もちろん上場をしている大手企業は「平均年収が高く、残業ルールなどがきちんとしている、福利厚生が充実している」といったメリットがありますが、「昇進が難しく、専門分野に特化した職場で転職しにくい、大きなグループで環境に適応しにくい」などのデメリットもあります。
少ない求人数をカバーするためのポイント
そこで、どうしても大手企業を希望するのならば準備が必要です。自分の将来ビジョンや転職先でのビジネスへの貢献内容を的確にアピールできる様に、事前の準備と情報収集やスキルアップの努力をしておくべきでしょう。また一般の求人サイトには求人数がとても少ないので、転職専門サイトを利用する様におすすめします。専門サイトには直接依頼された非公開求人があります。これならば選択肢が広がるでしょう。