営業職への転職を成功させる面接対策
営業職の転職では面接の印象が特に大切です。初対面の人と会って商品やサービスを売り込む仕事なわけですから、第一印象が良くないと、営業にふさわしくないと判断されてしまいます。ですから、面接でもまずは好感度に気を付けましょう。
どんなに緊張していても、明るくハキハキとした挨拶と受け答えは必須です。簡単なことのようですが、本番だと緊張してぎこちなくなる人が多いです。面接官のチェックが入る最初のポイントですから、出会ったらまず自分の方から元気よく挨拶することを忘れないようにしましょう。
面接前は身だしなみをしっかりチェック
これも第一印象に関連することですが、身だしなみには気を使ってください。スーツのしわ、靴の汚れやかかとの擦り減り方などはチェックされると思った方がよいでしょう。
また、髪型は、あまり整髪剤などを付け過ぎてセットし過ぎるとかえって印象が悪くなります。あくまでさりげない自然体で、それでいて細部にまで気を配っていることが印象付けられれば、第一印象では合格です。
ビジネスマナーがあることは前提条件
また、面接での態度ですが、変によく見せようと意気込むより、社会人として常識ある態度であれば問題ありません。逆に、緊張してそわそわと落ち着かない態度もNGです。
あと、言葉遣いには気を付けましょう。実際に働くことになれば、営業職としてその企業の代表としてお客様と接するわけですし、転職ではなおさら社会経験があることを期待されているわけですから、基本的なビジネスマナーをもう一度見直しておきましょう。
面接での質問の仕方
次に、面接の中身に入りますが、必ずあるのが面接官からの「何か質問はありますか」という質問です。「特にありません」などと答えようものなら、その企業のことを十分に調べていないと捉えられてしまいます。事前に企業のホームページを参考に、聞きたいことをピックアップしておきましょう。また、転職ではどうしても気になる給料や待遇のことですが、質問がそれらにばかり偏っても印象が良くありません。基本は規定の勤務条件に従えることをアピールしつつ、どうしても外せないことは簡潔に質問します。
あと、未経験者によくあるのですが、企業側がすべて教えてくれる、一人前に育ててくれると期待しているような質問の仕方はNGです。第一にどうやって企業に貢献できるのかということをアピールして、過去に未経験で入った人はどういう段階を経て実務に入るのかといったように聞き方を工夫しましょう。
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