銀行へ転職するなら外資系銀行の営業がねらい目
銀行の営業マンへの転職について
金融業界の中でも人気の高いのが銀行業界です。この業種は年収ベースでもトップランクにあります。そこでこの業界へ転職を考えている方は、その前の準備段階が重要なポイントになってきます。一般的に営業経験がない方が投資関連の仕事に転職するのは難しいとされています。国内では新卒を採用する傾向が強いですし、外資系では実力主義で経験者のスキルを重視します。とは言っても入社可能性を高める方法はあります。間接的に有効な営業スキルを持っている事や、今後修得する資質のある事をしっかりアピールする事ができれば可能性は出てくるでしょう。
銀行マンの営業内容
そこで転職をする前に、ある程度仕事内容について理解する必要があります。基本は収益をあげるための融資を拡大する営業をメインとします。まず始めは個人対象の金融商品の提供から行う事になるでしょう。提供する商品の理解を深め、人間味のあるコミュニケーションを形成しつつ融資先を開発してゆく仕事です。また同時に預金・振込・外国送金といった決済サービスでの利用を斡旋する事も重要な仕事になります。この様に銀行の3大業務として、預金業務、融資業務、為替業務がありますが、その他にもデリバティブ商品やシンジケートローンの組成、事業承継アドバイスや、ポジションによってはM&Aのアドバイザリー業務や海外進出支援なども担当する機会があります。また顧客の抱えている問題を解決することで得られる手数料収益を獲得する必要もあるでしょう。また、リスクヘッジとして融資先への財務改善指導などで不良債権の防止や融資金利の引き上げ交渉、倒産時の債権確保や担保権の実行も重要な仕事です。
銀行の営業マンへの転職- 必要なスキルや資質
こういった業務をこなすためには専門知識の習得が絶対条件となります。もちろん金融系の営業経験がない方には、この部分は不充分でしょう。しかし事前に予習をして面接に臨むのが有効です。また一般的に簿記やFP、不動産関連の資格などを持っていると有利になりますし、地方銀でも国際化の流れで語学に長けている方を求人しているので、英語・中国語などの外国語力も有力でしょう。また他の金融業界でのスキルや経験は大きくモノを言います。もちろんこれらの条件に満たなくても、銀行専門の転職サイトなどを利用する事で、ご自分に合った職場を見つける事はできます。必要とあれば最低限の知識を得るためのセミナーや資格取得へのサポートも行っているところが多いので、利用する様におすすめします。
