営業職に求められる能力とは

営業職の基礎知識

ポジティビティのある人が向いている

前向きであることが重要

この仕事では、ストレスやプレッシャーは日常茶飯事です。職場からは高いノルマを課せられますし、客先からは多様な希望や要求を突き付けられます。

ときにはクレーム処理で1日が終わってしまうこともあります。こういったときに大切なのは、困難な状況にあったり、大きな失敗をしたりといった状況であっても、必要以上に落ち込まない強さです。失敗を恐れず、またすぐに気持ちを切り替えられる前向きさが必要になってきます。

とはいえ、楽天家とか能天気とか、いつも元気といった単純なことではありません。問題が発生したときに、その要因を冷静に分析して、しっかりした善後策が取れるかどうかということが大切です。そのために気持ちを自分でコントロールする必要があります。

それを支えるのが折れない心の強さです。調子が悪くても、スランプに陥っても、安定した心の状態で淡々と仕事に取り組むことができるというのが、前向きということです。

好奇心がないといけない

営業職では、1人が多くのお客さんを担当します。扱っている製品、商品、サービスによっては、他業種の人を相手に仕事をしなければならないことがあります。年齢も若い人からお年寄りまで幅広く受け持たなければならないこともあります。

相手が置かれている状況や、抱えている悩みや課題、こうしてほしいというニーズをつかむためには、普段から幅広い範囲で勉強をしていることが大切になります。経済や景気、業界の動向、法改正などの動きを常にチェックしておきましょう。

転職の段階で、こういったスキルのすべてを身に着ける必要はありません。エージェントと相談をしながら、そういう中で転職先の会社で求められる人材になれるよう努めましょう。

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